電動ラジコン草刈りロボット「ユニモワーズ」の実証実験を九大附属農場で開始

  • LINE

前の記事   次の記事


株式会社ユニックが開発した電動ラジコン草刈りロボット「ユニモワーズ」が、2024年5月から11月にかけて九州大学伊都キャンパス農学部附属農場で実証実験を行います。この実験は、急傾斜地などの草刈りが困難な場所での操作性や効率を検証し、草刈り作業の自動化に向けた一歩を踏み出すものです。

内容


1. 実証実験の目的

この実験の目的は、急傾斜地など草刈りが困難な場所でのリモート操作性・草刈り効率の実証や自動化の試行を行うことにあります。


2. 背景

近年、農業従事者の高齢化や減少が進み、働き方改革などで農作業の機械化による労働負荷の低減が必要になっており、農作業の自動化も望まれるようになってきました。特に草刈り作業は危険で重労働であるため、ロボット化が強く望まれています。これに対し、ユニモワーズはクローラーベルト駆動機構により、急傾斜地や走行障害の多い悪路面での草刈りを安全に行えるよう設計されています。


3. 製品仕様と実証実験の詳細


電動ラジコン草刈りロボットは、クローラーベルト駆動機構により急傾斜地や走行障害の多い悪路面の草刈りをラジコンで安全に操作できる新しいタイプの電動式草刈り機です。

主要仕様として、サイズは970×800×410 mm、重量は88 kg、刈幅は500 mmで、実用登坂角度は45°(横移動)、30°(前後移動)です。


実証実験に先立ち、以下の日程で情報交換会とデモンストレーションが開催されます。


2024年5月29日(水)13:30~15:00 九大附属農場(福岡市西区元岡744)

  • 13:30~14:00 情報交換会アグリバイオ研究施設実習棟講義室
  • 14:00~15:00 デモンストレーションアグリバイオ研究施設近傍法面

2024年5月30日(木)10:30~12:00 SVI はじまりの地(糸島市志摩馬場846-2)

  • 10:30~11:00 情報交換会SVI はじまりの地 建屋
  • 11:00~12:00 デモンストレーションSVI はじまりの地 圃場


まとめ


ユニモワーズの実証実験は、農業分野における機械化と自動化を進める重要なステップです。急傾斜地や悪路面での草刈りを効率化し、脱炭素社会の実現に貢献することが期待されます。


【会社概要】


会社名:株式会社ユニック

代表者:竹内 幹夫

所在地:東京都杉並区高円寺南4-41-10-209

URL:https://uniq-eng.com


【出典元】

PR TIMES:「株式会社ユニックが電動ラジコン草刈りロボットの実証実験を九大附属農場で実施

この記事のライター
サガシバ編集部です!
時期に応じた特集や製品に関する記事、イベントの案内や対談形式のインタビューなどを
掲載しています。お知らせやお得な情報も発信していきますので、ぜひ記事のチェック&
フォローをお願いします。
『サガシバ』に会員登録して、匠の野帳をもっと便利に!
会員登録すると、最新記事の情報が受け取れる他、便利な使い方がたくさん!

サガシバ編集部さんの匠の野帳をもっと見る

2021年09月03日 05:04 サガシバ編集部さん
6 4
こんにちは。サガシバ編集部です。今回は、令和3年度(2021年度)から変更になった「施工管理技術検定制度」についてポイントを抑えつつ、分かりやすく解説していきたいと思います。ぜひ、今後の受験の参考にしてみ...
6 4
2020年03月17日 01:51 サガシバ編集部さん
13 9
『サガシバ』編集部 [著/写/編] / 伊藤 昌明(株式会社オリエンタルコンサルタンツ) [監修・編纂]  前回のスペシャル記事でもご登場いただいた、株式会社オリエンタルコンサルタンツの伊藤 昌明 氏。『若...
13 9
2020年01月28日 00:52 サガシバ編集部さん
14 12
『サガシバ』編集部 [著/写/編] / 佐々木 理弦(八千代エンジニヤリング株式会社) [監修・編纂]今回は、『サガシバ』の全国リリースを記念して、匠の野帳スペシャル記事を掲載!土木業界で注目を集める、一般社...
14 12
5ページ / 5ページ中
会員登録(無料)