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『サガシバ』とは?
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『サガシバ』は、土木技術者の方が、
業務に活用できる「技術」や「ノウハウ」を見つけられるサイトです。
Q&A形式で相談できたり、設計・施工に必要な製品・技術・企業を探せます。
現場代理人、建設コンサルタント、資材メーカーをはじめ、多くの方に利用されています。
利用はすべて無料です。
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土木に関する製品・技術の情報を集めたデータベースです。
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設計・BIM/CIM・測量・調査など建設コンサルタントに特化した協力業者が見つかります。 「スポットで対応してくれる会社・個人と知り合いたい」「もう少し仕事が請けられる」、こんな思いを抱えている方におすすめです。
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2023年09月24日
株式会社ケミカル工事
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2023年09月15日
JOHNAN株式会社
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2023年09月14日
花王株式会社
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2023年09月14日
花王株式会社
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2023年09月14日
花王株式会社
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2023年09月14日
花王株式会社
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2023年09月14日
花王株式会社
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2023年09月13日
KEYTEC株式会社
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2023年09月13日
KEYTEC株式会社
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2023年09月12日
株式会社利水社
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建設コンサルタントに必要なのは技術力より対話力
発注者から「この構造物の安定照査を明日の朝までに」と無理難題を言われて、徹夜をしたりしていませんか?でも実はこれは、「違法行為」になるかもしれません。なぜなら、「業務委託(業務請負)」は、発注者と受託者の労働者との間に指揮命令関係が生じない契約であり、指揮命令を出せる「労働者派遣」とは異なるからです。発注者が受注者に対し、「今晩に作業して、明日の朝までに資料を作成しなさい」や、「他の受注業務の作業をストップし、当方の業務を優先して行うこと」といった指示を出したなら、書類上は請負契約であるものの、実態として労働者派遣に該当し、いわゆる「偽装請負」とみなされ、違法行為になるのです。もちろん、発注者が求めている成果物を、高い技術力で完成させることが使命です。しかし、発注者の無理難題な要求にも、全て応えていくことが使命ではありません。発注者と対等な立場で、発注者に評価されるコンサルタントに必要なことは、一体何でしょうか。発注者が欲しているモノとはコンサルタントとして、発注者よりも高い技術力を駆使することが求められることは、異論ないでしょう。では、技術的に最も優れた成果物を提示することが、コンサルタントの役割なのでしょうか?私は、そう思いません。「良いモノが売れるとは限らない」のは、ビジネスやマーケティングにおいて、最も基本的な常識です。では、一体何が最も売れるのか?ずばり、ターゲットの人が「欲しいと思うモノ」に他なりません。当たり前に聞こえるかもしれませんが、肝心なことは、「なぜ欲しいと思うのか?」を知ることです。一般に、人が商品やサービスを買うのは、それが「悩みを解決してくれる」か、「望みを叶えてくれる」か、のいずれかの場合に当てはまる場合です。これを建設コンサルタントに当てはめてみましょう。コンサルタントにとって、ターゲットである発注者は、一体何を欲しいと思っているのでしょうか?もちろん、契約の仕様書に記載されたことにつながるのですが、それだけでは、「なぜ欲しているのか?」即ち、「何が悩み(課題)なのか?」「何が望み(目標)なのか?」までは、決して至ることができないのです。この「悩み」と「望み」を知るために必要なのは、技術力ではありません。ずばり、「対話力」です。技術力より対話力が勝る訳ここで、実際に私が携わった、A県から受注した、護岸の基本設計業務を例にとりましょう。契約締結後の最初の打合せで、私たちから発注者への質問で、一番時間を割いたのは、技術的な事項ではなく、ずばり「どんな悩み(課題)があり、どの悩みが深刻なのか」ということです。対話によって分かったのは、よくある経済性や工期短縮だけではありませんでした。環境アセスの結果から、工事に伴う騒音に上限があることや、地元鉄鋼メーカーの業務多角化の影響で、鋼材の調達に時間がかかることなど、仕様書では知りえないことが色々と判明しました。そして、最も大きな課題は、A県と地元の漁業関係者との間で、過去の海上工事でトラブルが発生し、その尾をまだ引いていることだったのです。そこで、私たちが最初の検討で全精力を注いだのは、設計条件の検討ではなく、漁業関係者との合意形成に結びつく工法の検討でした。A県の担当者と何度も話し合いを重ね、私の社内でも他の支社も巻き込んで対話する中で、他県で行われた漁協対策の事例が最良と判断し、A県担当者へ提案しました。A県担当者の「そういう手があったのか」と驚きつつも、安堵した表情が忘れられません。まだ設計の初期段階にもかかわらず、漁業関係者の元に足を運んでもらい、無事了解を得ることができました。つまり、A県が護岸工事をする上で、最も悩んでいた課題というのは、コストカットでも騒音対策でもなかったのです。漁業関係者と合意して、無事工事を進められることが、どうしても解決したかった課題だったのです。私たちが安定計算よりも対話に徹し、その解決にこだわったのは、仮に技術的にも経済的にも優れている工法であったとして、全く別の理由で採用断念せざるを得ないことが、これまで何度も経験してきたからです。地元関係者とのトラブルも、ひとえに「対話不足」が原因であることが多いものです。だからこそ、私たちは発注者との真摯な対話を通じて、発注者と地元関係者との建設的な対話を陰ながら促したという訳です。一方、A県の立場で考えれば、近年頭を悩ませていた懸案の一つが解決されたことになり、他の海上工事の展望も明るく開かれました。私たちのチームは、まだ護岸の構造計算に本格的に着手していない状況にも関わらず、大きな評価と信頼を獲得することができたのです。大きな信頼は、お互いの対話をさらに良好にしました。このお陰で、遅くまでの残業を見込まない、無理ない作業工程で業務を行える環境を手にし、仕様書の内容より一歩先の作業が必要と判明した時には、速やかに変更契約を締結できました。何より、A県の担当者が、全幅の信頼を寄せてくれることに喜びを覚え、大きなやり甲斐を感じました。その年度末に納めた成果物が、私たちにとっても、発注者にとっても、大いに満足できるものであったのは言うまでもありません。まとめ私たちが行ったことは唯一つ、対話を粘り強く行うことで、発注者の最大の悩み(課題)を把握し、全力でその解決策を提案することでした。もちろん、発注者によっては、それでも無茶な作業依頼や、仕様書にない業務まで要求してくるところもあります。しかし私は、そういう無理難題に対して、チーム一丸となって「できないことはできない」として、対処します。仮にそのせいで、低い評点を与えられたとしても、意に介しません。私たちが目指しているのは、対等な立場で誠意ある対話を重ねて、発注者にとって最適な成果物を提供することです。無理難題な要求をしてくる発注者に対して、再応札する必然性はどこにあるでしょうか。冒頭にお伝えした通り、業務委託を受ける私たち建設コンサルタントは、発注者と指揮命令関係が成立しません。だからこそ、発注者とは綿密かつ建設的な対話を積み重ね、小さな信頼と評価をコツコツと得ることが、何よりも肝要ではないでしょうか。
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公園設計における「インクルーシブ」
インクルーシブ(inclusive)は、英語で「包括的な」、「~を含めた」などの意味があります。近年では、主に教育や福祉などの分野で利用されていますが、設計分野でもインクルーシブの考え方を取り入れることが増えてきています。そこで、今回はインクルーシブの意味やインクルーシブの考えを導入した公園設計の体験談をご紹介します。インクルーシブとはインクルーシブとは、「包括的な」、「包み込む」といった意味を持つ英単語ですが、現代の日本社会では、「性別や国籍、障害の有無などの個々の属性に関わらず誰もが共に生活していく」という意味合いを含んで使われています。最近は、インクルーシブの名詞形であるインクルージョンもよく見かけます。2006年12月の国連総会で採択された障害者の権利に関する条約でインクルーシブ教育が示されてから、日本でも2010年に文部科学省によってインクルーシブ教育の方針が示されました。現在では、「インクルーシブ教育」のほかに「インクルーシブデザイン」や「インクルーシブビジネス」などといった言葉が使われており、「インクルーシブ」は様々な分野で浸透してきています。設計の分野でも、障害のある人も健康な人も多種多様な人々が皆当たり前のように遊んだり、学んだり、生活ができるようにする仕組みやデザインとしてインクルーシブデザインが取り入れられるようになってきています。インクルーシブデザインと意味が似た用語として、ユニバーサルデザインがあります。多種多様な人々が広く利用できることを目的としている点は同じですが、その目的に対するアプローチ方法が異なります。インクルーシブデザインは、障害がある人や通常利用が困難な人の意見を取り入れてデザインしていくなど、想定利用者から排除されてしまう人をなくすところからアプローチしていきますが、ユニバーサルデザインは7つの原則(※)と照らし合わせながら、デザインしていきます。インクルーシブデザインは明確なルールが存在しないため、より多角的な視点から自由な発想でデザインを進めることができます。※原則誰にでも公平に使用できること使う上で自由度が高いこと使い方が簡単ですぐわかること必要な情報がすぐに理解できることうっかりミスや危険につながらないデザインであること無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できることアクセスしやすいスペースと大きさを確保すること土木分野の設計ではどう取り入れられている?土木設計の分野におけるインクルーシブの導入事例として代表的なのは、インクルーシブ遊具を公園に設置する事例です。インクルーシブ遊具とは、性別や年齢、言語、能力などに関わらず全員が利用できる遊具のことです。車いすから容易に乗り移れる複合遊具や五感をフルに使って遊べる遊具などがあります。インクルーシブ遊具に明確な規定などはないため、様々な特性や障害を考慮して、一般的には複数のインクルーシブ遊具を設置して「インクルーシブな広場」として整備する場合が多いです。公園設計での体験談私が建設コンサルタントとして公園の設計をしていた際にも、発注者に「インクルーシブな公園にしたい」という意見をいただいたことがあります。当時は、インクルーシブという言葉を知りませんでしたが、インターネットでどういった設計事例があるのかを調べたり、メーカーにヒアリングしたりした結果、以下の2点を工夫しました。 ①インクルーシブ遊具の設置公園内に整備するストレッチや運動をするための広場に、車いすで利用でき、親子で一緒に利用できる健康遊具を3基設置しました。その他に、若者と高齢者を対象とした健康遊具をそれぞれ3基設置し、全世代が障害の有無に関わらず利用できるインクルーシブな広場となるように設計しました。 ②親水空間までのスロープの設置公園内に水路を設置し、親水広場を設計したのですが、園路から水路までは高低差がありました。そこで、車いすの人でも近づけるようにスロープを設置しました。当時は比較的新しい考え方を導入して時代に沿った設計ができたという達成感が大きかったことを覚えています。まとめ現代では、多様性が尊重されており、属性の違いを「認め合う」だけでなく、「活かしあう」社会が実現される日も近いのではないでしょうか。インクルーシブという概念は、近いうちに社会に浸透して当たり前に使われる言葉になっていくと思われるため、設計をする際はもちろん、普段の生活を送る中でもインクルーシブ、インクルージョンを意識して過ごしてみてください。
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体内に高い蓄積性を有するPFOS/PFOAとは?
連載第14回目は、株式会社土木管理総合試験所の「DK note」記事より「堤防とは?築堤について試験調査をご紹介!」を掲載いたしました。■前回の記事はこちらPFASを含む泡消火剤が軍事施設などで漏出した場合、その付近一帯の土壌は汚染され、その汚染が数十年かけて地下にまで到達し、やがて地下水も汚染されることになると考えられています。また、PFASが工場などから河川に排出された場合も、汚染された河川水が海に流入して海水となり、その海水が蒸発したものが雨水となって地上に降り注ぎ、地下水を汚染すると考えられています。PFASはこういった水の循環にのって環境を汚染し続けており、その過程では動植物も汚染されるため、肉・魚・野菜など食物も汚染されることになります。また、河川の水や地下水は、水道の取水源にもなっているので、水道水もPFASの影響を受けることになります。PFOSまたはPFOAが体内に蓄積すると、がんの発症や、胎児への発達異常を引き起こすおそれがあるとされており、さらに、血中のPFOA濃度が高い人は、低い人に比べて腎臓がん、潰瘍性大腸炎に加え、精巣がん、甲状腺疾患、高コレスレロール、妊娠性高血圧などの発病リスクが上昇していることも判明しています。近年では、国の目標値を超える値が検出され注目が高まっています。出典:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議「PFAS(有機フッ素化合物)汚染 環境と人体を蝕む「永遠の化学物質」の規制に向けて」(抜粋)規制の流れ水質汚濁防止法の指定物質になったPFOS/PFOA環境省では、令和4年12月20日に水質汚濁防止法施行令の一部を改正する政令が公布され、令和5年2月1日から施行されています。この改正ではPFOS及びその塩、PFOA及びその塩、アニリン並びに直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の4物質を水質汚濁防止法第2条第4項に追加しました。これは事故時における公共用水域及び地下水の水質汚濁を防止することを目的としています。施行に伴い何が変わる?改正令の施行に伴い、これらの指定物質を製造、貯蔵、使用又は処理する施設を有する指定事業場の設置者は、指定施設の破損その他の事故が発生し、指定物質が公共用水域に排出、又は地下に浸透し、人の健康又は生活環境に被害を生ずるおそれがあるときは、直ちに、応急の措置を講ずるとともに、講じた措置の概要を都道府県知事等に届け出ることが求められます。以下のようなお困りごとをお持ちの担当者PFOS/PFOAの含有懸念製品をお持ちの方PFOS/PFOAの含有懸念がある施設を管理されている方建設工事現場の近隣住民の方から不安の声があった方 など水質分析に関して、どのような事でもご相談に応じます。お気軽にお問合せください 本コラムについての詳細はこちら>>環境中で分解しにくく、体内に高い蓄積性を有するPFOS/PFOAとは?調査依頼・お問合せはこちら>>https://service.dksiken.co.jp/contact※土木管理総合試験所 堤防関連ページへ遷移します
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やはりタモリさんでしょうけど、イベントに来てくれる感じでは無さそうですね 他、石原良純さん、長瀬智也さんはダムマニアで有名ですね。 中川翔子さんも土木系の話は萌えると番組で言ってるのを何度か聞いたことがありますね。 安く済ませたいなら、お笑い芸人でしょうか。
ご回答ありがとうございます。 とても参考になる情報を頂き、助かります。 そうですね、まずは相談から。この流れが担い手(若手)不足解消の追い風になれば良いのですが、どうなることやら…
働き方改革に関しては国が無料の働き方改革支援センターを設けていますので、そこで無料で相談が受けられますよ。また、社労士会などで国の補助を受けた事業も展開しており、三回まで無料相談可能とかもありました。 まずは相談される事をお勧めします。社労士の先生に相談に行ったってそれほど高くありませんし、就業規則の見直しなども含めてご相談されてはどうでしょうか?おそらく、ただ単に残業減らそうだけではなく、就業規則の見直しも絶対に必要です。 昨今は労働者側の無料相談も多いですし「人権派」みたいな弁護士さん、労働者の無料相談を皮切りに企業から金を搾り取ろうとする専門職や団体もあります。そういうものに食い物にされないためにもコンプライアンス重視で専門家に是非ご相談されるのが良いかと思います。 弊社は単純な入力作業や抽出はRPAという、半AIみたいなソフトに任せてます。
建設系ユーチューバーとかもいいとは思いますね、オヤカタ君とか??私の知り合いでは、冷やし中華始めましたのAMEMIYAに業界あるあるを歌にしてもらってましたよ。
個人的には「普及」は結構ハードルが高いのかなと思いますね、主にコストの面で。最近はプレカットの技術も上がったとはいえ、高層となるとさらにハードルが高いと思います。 ただ、やはり環境配慮の観点や自然重視の点で言えば、注目のムーブメントかな、とは思います。