遮熱養生工法

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遮熱養生は、コンクリートの水和熱を利用して、高品質なマスコンクリート施工を低コストで可能にする寒中養生技術です。

▼概要
冬期、特に日平均気温が4℃を下回る状況におけるコンクリート工事は、「寒中コンクリート」として、コンクリートの温度が5℃を下回ることのないような特殊な養生が必要となります。
従来は、コンクリート打設後、構造物をシート等で覆い、ジェットヒーターや練炭によって給熱することで対応してきましたが、設置手間や燃料費などの費用がかかり、施工費を押し上げる要因となっていました。
株式会社ヤマウラと酒井化学工業株式会社とで共同開発した「遮熱養生工法」は、このような寒中コンクリートの施工費用を低減する新技術です。

本工法では、特殊な遮熱養生シートを使用します。このシートは コンクリート硬化時に発生する輻射熱を反射する高純度アルミ薄膜とアルミシートに挟まれた気泡シートがもつ断熱効果との相乗効果により、外部からの熱の供給によらず、コンクリートの温度降下を抑制します。

▼特長
1. 遮熱養生シートは繰り返し転用が可能で、給熱施設の設置や燃料費が不要となることから、寒中コンクリート養生にかかる工事費を抑制します。
2. 寒中コンクリートの養生においてジェットヒーターや練炭等を現場で使用することがなくなることから、省資源・省エネルギーで環境に優しく、火災や一酸化炭素中毒等の事故発生の危険性も低減します。
3. 施工方法は、普通養生シートを施工後、遮熱養生シートを普通養生シート及び型枠を覆うように設置するだけです。シートは軽量で加工も容易であり、特別な技術や器具を要しません。

▼実績
販売実績20,000㎡以上、使用件数60件以上

特許登録:No.6401323
旧NETIS番号:CB-110047-VE

※詳細はカタログをダウンロードしてご覧いただくか、担当者までお問い合わせください。

製品・技術情報

製品名 遮熱養生工法
価格 お問い合わせください
代替となる工種・単価
掲載日 2023年04月21日( 情報更新日:2023年05月10日 )

企業情報

企業名 株式会社ヤマウラ
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文 <事業内容>
【建設事業】
 建築・土木の企画・設計・施工、開発事業、住宅、マンション、不動産取引・管理、医療・福祉事業、店舗開発
【エンジニアリング事業】
 自動制御・情報通信システム、環境・エネルギーシステム、鋼構造・橋梁・機械システムの企画・設計・製作・工事
【開発事業】
 不動産の売買、賃貸ならびに宅地開発、分譲マンション事業等

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