連載第11回目は、株式会社土木管理総合試験所の「DK note」記事より「アスベストの基本と関連法の改正について」を掲載いたしました。
■前回の記事はこちら
国土交通省では、BIM/CIMを活用し設計段階から施工、維持管理の各段階において3次元モデルを連携させ、発注者(設計、工事、維持管理)、建設コンサルタント、施工担当業者、維持管理担当業者間の情報共有を容易にし、建設生産・管理システムの効率化・高度化を目指しています。
2023年度のBIM/CIM適用に先立ち「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」(以下、管理要領)が策定されています。
管理要領で対応が必要な13工種の内「構造物工(橋脚・橋台)編」に規定される「出来ばえ評価資料作成」についてご紹介します。
令和5年3月版3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)の出来ばえ評価資料作成の適用種は、橋梁下部工のうち、橋台工 / RC橋脚工が対象となります。
なお、3次元計測技術を用いた出来形管理要領適用工事については「BIM/CIM 活用工事(発注者指定型/受注者希望型)として、公示 / 入札資料 / 特記仕様書に記載されています。
出来ばえ評価は、打設されたコンクリートの脱型後に表層に生じる不具合を出来ばえとして評価するものです。
3次元計測技術を用いた出来形管理要領に基づき施工中、竣工後の構造物の客観的、かつ定量的な出来ばえ評価を可能とします。
これまでの目視調査では数値で評価されなかった表層の出来映えをヒートマップで数値的に表示し定量評価することで、施工方法の妥当性検証、施工方法改善のためのPDCAに活用できます。
土木管理総合試験所では、令和5年3月版3次元計測技術を用いた出来形管理要領 (案)に記載される構造物工の「出来ばえ評価資料作成」について、計測から資料作成までトータルに全国エリアで対応します。
計測のみ対応可能ですが分析/資料作成のみも対応可能です。
出来ばえ評価分布図の出力イメージ
出典:3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)令和4年3月版 国土交通省
3次元計測技術を用いた出来形管理要領 第13編 構造物工(橋脚・橋台)編に記載される出来ばえ評価について以下の項目を支援します。
サービス項目などの詳細ページはこちら>>
調査依頼・お問合せはこちら>>
https://service.dksiken.co.jp/contact
※土木管理総合試験所 BIM/CIM関連ページへ遷移します
業務案内ページ「DKnote」まで▶ https://service.dksiken.co.jp/