マスク着用でリスク増!建設現場で役立つ熱中症対策

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さて、4月に入って真夏日が観測される地域も出てきましたね。今年の夏も暑くなりそうです。暑くなってくると心配なのが「熱中症」。マスクを付けると熱が逃げにくくなり、気づかないうちに脱水になるなど、コロナ禍の中では例年以上に熱中症への警戒が必要です。

熱中症に関する知識を付けて、しっかりと対策していきたいですね。

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 熱中症を引き起こす要因


ここからは環境省の熱中症予防情報サイトを参考に、熱中症を引き起こす要因についてご紹介します。要因は大きく3つ、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。


これら「環境」「からだ」「行動」3つの要因によって、体のバランスが崩れ、汗や皮膚温度で体温が調整できず熱中症が引き起こされます。


熱中症の予防


では、コロナ禍で、「①身体的距離の確保」「②マスクの着用」「③手洗いの実施や「3密(密集・密接・密閉)」を避ける、新しい生活が求められる中、どのように熱中症の予防を実施したら良いのでしょうか。

環境省厚生労働省のリーフレットを参考に熱中症の予防をご紹介します。


 1.暑さを避ける

熱中症予防には涼しい服装の着用や、涼しい場所への移動など、まず暑さを避けることが重要です。“現場で半袖半ズボンを着用する”なんてことはできないので、涼しい環境をどのように整えるかというのは課題ですよね。そこでご紹介したいのがこちらの「クールヘル」です。


クールヘルは、ヘルメット表面の遮熱コートが直射日光によるヘルメット内部の温度の上昇を抑制してくれます。提供しているA-MEC株式会社の調べでは、なんと通常のヘルメットと比較して16℃もの温度差があるとのこと!

危険からも熱中症からも守ってくれるヘルメット。まさに現場での最強のバートナーになりそうですね。

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そして、マスク内を冷やしてくれるこちらの「マスクエアコン」もみなさまご存知でしょうか。

 

冷えた水をチューブで循環させてマスク内の温度を下げてくれる商品です。連続8時間以上マスク内の呼吸を冷やすことが可能だということです。コロナでマスクが必須になっている今の時代、こういう製品はとてもありがたいですよね!

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 2.こまめに水分補給する

熱中症対策には、1日あたり1.2リットルを目安に水分補給、また大量に汗をかいたときは塩分の接種も必要です。

水分補給でおすすめなのが、こちらの「レモンと乳酸菌の水分補給ゼリー」。


さわやかな塩レモン風味のクラッシュタイプのゼリー飲料で、水分と一緒に失われやすいナトリウム、水分吸収を促進するとされる糖質がバランスよく配合されています。おいしく水分補給ができるのは良いですね。暑い夏の現場での差し入れにも喜ばれるのではないでしょうか。

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 3.こまめに換気をする

一般的な家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで換気は行っていません。そのため、窓やドアなど2ヶ所以上開けること、また、扇風機や換気扇を併用することなどが必要です。

現場では建機を操作することも多いと思いますが、暑い真夏の作業時にこちらの「クールミストファンMini」はいかがでしょうか。

クールミストファンMiniは、フォークリフトやトラクター、小型カート等の運転手へのスポットクーラーとして熱中症対策に効果的な小型ミスト送風機です。工事が不要で、約18Wと少ない使用電力で涼しい環境を整えることができます。

 

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 4.暑さに備えた体づくりと体調管理をする

熱中症にならないためにも、まずは体づくりと体調管理が大切です。暑さに備えて、暑くなり始めた時期から、無理のない範囲で適度に運動を取り入れましょう。また体温測定や健康チェックなどをして、普段から自分自身の体調について知っておくことも重要です。

現場での教育として熱中症対策について実施するという場合は、こちらのDVDもおすすめです。

 

労働衛生教育教材DVD「職場における熱中症対策 新型コロナウイルス対応編」


1. プロローグ

2. 熱中症の症状

熱中症とは

熱中症のさまざまな症状  (新型コロナウイルス感染症対策)

熱中症が生じやすい条件

暑さに備えた体つくり

3. 熱中症の予防方法

熱中症を予防するためには(新型コロナウイルス感染症対策)

各個人の熱への順化

プレクーリング

こまめな水分補給

日頃からの健康管理

4. 緊急時の救急処置


コロナ禍でどんな熱中症対策を実施したら良いか、まだまだわからないことが多いと思います。こちらのDVDでは、熱中症の基本的な知識から、暑さに備えた体つくり、日頃からの健康管理の方法などについて学ぶことができます。

一人ひとりの熱中症対策への意識を高めるためにも、こういった教材を取り入れるというのも良いですね。

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 最後に

「熱中症予防×コロナ感染防止」

どちらも対策するのは大変ですが、新しい製品を現場に取り入れて快適に仕事をしていきたいですね


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