LL-Fp工法

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LL-Fp工法※は、専用機械を使用することなく、山岳トンネルの汎用掘削機械であるドリルジャンボを用いてφ139.8mm の大口径鋼管を長区間打設する超長尺大口径鋼管先受け工法です。
本工法は、山岳トンネルにおいて既設道路や地中構造物等の直下を掘削する際の有効な変形・沈下抑制工法として開発されたもので、1 シフトが20m を超える超長尺大口径鋼管の切羽前方への打設・地山注入により、掘削前にトンネルアーチ部に剛性の高い“傘”を形成し、掘削に伴う近接構造物への影響を最小限に抑制しようとするものです。

※LL-Fp工法:Long distance and Large caliber Forepiling method

技術の特徴
●施工性
 トンネル掘削に使用されているドリルジャンボをそのまま使用してφ139.8mm の超長尺大口径鋼管の打設が可能であり、専用の削孔機・人員を必要としません。
●切羽安定・沈下抑制効果の向上
 大口径鋼管と注入鋼管の2 重管構造とすることで、通常のAGF 鋼管(φ114.3mm)の約3 倍の曲げ剛性が得られます。
●工程・コスト
 専用の削孔機を使用した従来工法と比較して、30%程度の工程短縮、20%程度のコストダウンが見込まれます(準備・撤去工も含む)。
●施工精度
 打設長36m(AGF 工法4 シフトに相当)の超長尺鋼管打設において、概ね1/130~1/200 程度の高い打設精度が得られています。
●適用性
 ドリルジャンボの使用により、鏡パイルやフットパイルといった切羽周辺・前方のあらゆる方向の補助工法への適用が可能です。

※価格については、お問い合わせ下さい。

製品・技術情報

製品名 LL-Fp工法
価格 お問い合わせください
代替となる工種・単価 一般土木
掲載日 2019年08月20日( 情報更新日:2021年06月03日 )

企業情報

企業名 西松建設株式会社
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文 西松建設は明治7年の創業以来、140年を超える長い歴史と伝統によって培われた高度な技術力を強みに、道路やダム等公共施設の建設や都市再開発など、安全・安心な社会基盤整備や快適な環境づくりに広く貢献してまいりました。この長い歴史の中で培ったモノづくりの精神は、今も脈々と受け継がれております。

私たちはこれからも、価値ある建造物とサービスを社会に提供することで、安心して暮らせる持続可能な社会・環境づくりに貢献してまいります。

さらに、全役職員一丸となって、当社の強みである“現場力”(きめ細やかな施工管理力と、自ら問題を発見し自ら解決する力)に磨きをかけ、企業価値の向上に努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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