インフラメンテナンスの世界を撮影して6年目。全国、西から東へと撮影でいろんな現場に伺い、猛暑や極寒の環境、災害時の道なき道に立ち向かう姿など、たくさん写真に収めてきました。誰もいない山奥の道の舗装作業、ビュンビュンと車が通る側や、40℃の猛暑で汗が噴き出る中での道路補修、氷点下の寒さ厳しい夜間での補修や点検作業、そして災害時は一番に駆けつけて道を造る…。
こうして私たちの暮らしを守ってくれているのだと、頭が下がる思いになります。頭脳、体力、精神力、そして「この街を守る」という使命感がなければできない仕事だと思います。
最後の回を飾る守り人たちの写真は、現場で時折見せてくださる「笑顔」にしました。厳しい現場でも仲間とコミュニケーションをとる時のふとした笑顔は最高です。一人一人の人柄が写真から溢れ出ます。笑顔がこぼれる瞬間にシャッターを押せた時は、写真家にとって最高のご褒美なのです。
現場の皆さんはヒーローです!!
3ヶ月間、「山崎エリナ×建設業の魅力」をテーマに週に1回の頻度で山崎エリナさんの写真をご紹介しました。
撮影した際のエピソードや当時の想いなど、山崎さんのコメントを添えて“建設業の魅力”についてお伝えしましたが、みなさんいかがでしたでしょうか。
次回はサガシバ編集部が、山崎エリナさんにインタビューした記事を掲載したいと思いますので、こちらもぜひお楽しみに。