ジオパネル工法

  • LINE
コンクリートパネル+ジオグリッド補強土壁工法「ジオパネル工法」

【工法の概要】
ジオパネルは、壁面材にコンクリートパネル、補強材にテナックスTTを使用する補強土壁工法です。
垂直で高い盛土を構築することができ、限られた用地を有効に利用することができます。
補強材であるテナックスTTは、高強度、低伸度、一軸延伸タイプのジオグリッドです。
盛土が面的に補強されるところに特色があります。
また、デザインパネルを標準化しており、都市部を中心に数多くの施工実績があります。

【構造】
ジオパネルの壁面材はコンクリートパネル、補強材はテナックスTTです。
コンクリートパネルに作用する土圧力に対して、テナックスTTと盛土材との間に発生する摩擦抵抗力で抵抗します。
テナックスTTは面状に敷設され、線状や点状の補強材に比べて、大きな引抜き抵抗力を発揮します。
コンクリートパネル(標準用)の大きさは、幅1.5m×高さ1.2mで、あらかじめ金属製のL型コネクターが取付けられています。
壁面材と補強材は、L型コネクターとテナックスTTを櫛状のU型コネクターで連結します。
簡単に連結できるとともに、十分な連結部強度があることを実験で確認しています。

【特徴】
○従来のコンクリート擁壁に比べて、垂直で安定した盛土を構築することができます。
○コンクリートパネルは軽量で、大型のクレーンは必要ありません。壁面材と補強材の連結作業も簡単です。
○テナックスTTはロール状で搬入されるため、仮置きに広いヤードを必要としません。
○高密度ポリエチレン製のテナックスTTを使用するため、耐久性に優れています。
○四隅にハンチを設けたデザインパネルを標準化しています。

【用途】
国道、県道、林道、農道をはじめとする道路
公園、再生エネルギー施設などの土地造成

製品・技術情報

製品名 ジオパネル工法
価格 下限29,000円 ~上限9,999,999円 / ㎡(価格はお問い合わせください)あたり
代替となる工種・単価 一般土木
掲載日 2020年12月04日( 情報更新日:2021年01月12日 )

企業情報

企業名 株式会社ジオシステム
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文  当社は1989年の創業以来「補強土工法を通じて社会に貢献する」ことを企業理念として、道路、橋、土地造成等の社会インフラ整備事業に高い安全性はもちろん、耐震性に優れ、環境に配慮した補強土工法を提供してまいりました。
また近年では「社会インフラ事業」に加えて、自然エネルギーを利用した発電所の設計・建設・運営・管理を行う「再生可能エネルギー事業」、ドローンを利活用したサービスで建設産業の生産性向上に貢献する「ドローン事業」を展開しています。これら3つの事業により、社会的課題をエンジニアリングの力で解決する会社を目指し、力強く事業を推進しています。
「新しい価値を持つ技術とサービスを創造し、自然と調和した、持続可能な社会の実現に貢献する」を経営理念とし、多様な価値に呼応した、技術とサービスを創出してまいります。
私たちのミッション
①独自の製品・技術により、高い安全性と生産性の向上、環境負荷の低減を実現し、社会インフラ事業に貢献します。
②自社の持つ優れた技術力とサービスで再生可能エネルギーの普及に貢献します。
③ドローンを利活用した新技術・サービスを想像し、現場の生産性向上に貢献します。
ホームページ https://geosystem.co.jp/

お問い合わせフォーム

ジオパネル工法
会員登録(無料)