テラセル擁壁工法

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テラセル擁壁工法とは、展開したテラセル(ジオセル)に現地発生土や砕石を充填し、段積みすることで擁壁を構築し、切土・盛土のり面を保護する工法です。

特徴
■高い耐候性・耐薬品性
テラセルの原材料は高密度ポリエチレンを使用し、表面のシートには厚さ1.5mmのしーとにテクスチャー加工(0.2mm)を施しているため、十分な耐候性を持っております。また、耐薬品性にも優れており、酸性土・アルカリ性土などのあらゆる土壌に適応します。

■様々な中詰材の使用が可能
テラセルはハニカム構造のため、中詰材を拘束することで、現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。

■現地に応じた高い適応力と柔軟性
壁面勾配1:0.1~1.0で壁高8mまでの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配の変化も容易に対応できます。また、フレキシブルな材料のため、基礎コンクリートが不要で、ある程度の地盤の不等沈下にも追従します。

■軽量でコンパクト
テラセル擁壁工法に使用するテラセルは約4kg/枚と軽量なため、容易に運搬ができます。また、コンパクトな状態で納入されるため、材料の保管に広いスペースを必要としません。

■簡単で素早い施工性
使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰返し作業のため、施工期間の短縮が可能です。そのため、狭小な現場や災害復旧に能力を発揮します。また、コンクリートを使用しないため、養生期間が不要で工期短縮が可能です。

■緑化が可能
植生可能な中詰材を使用することで、セットバックした部分への植生工や在来種の飛来による緑化ができます。


※価格帯については、参考価格になります。詳細はお問い合わせ下さい。

製品・技術情報

製品名 テラセル擁壁工法
価格 下限21,000円 ~上限32,000円 / m2(材料費)あたり
NETIS登録 KT-090023-VE
代替となる工種・単価 補強土壁工(帯鋼補強土壁、アンカー補強土壁)
掲載日 2019年04月17日

企業情報

企業名 東京インキ株式会社
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文  東京インキは、印刷インキメーカーとしてスタートし、永きにわたる歴史を築いてまいりました。その間、時代の変遷に歩調を合わせて技術を研鑽し、印刷インキの製造、販売にとどまらず、様々な機能を付与した記録材料全般に関する製品の開発、製造をすすめてきました。
 さらに、印刷インキの開発で培った技術を応用し、プラスチック用着色剤などの関連製品の製造、販売にも尽力し、総合色彩化学企業として邁進してきました。
今後についても、印刷インキ関連ではインクジェット用インクや機能性インキ・コート剤などの印刷材料、およびその周辺材料の提供、プラスチック用着色剤関連ではプラスチック用機能性添加剤とその技術を生かしたプラスチック成形材料の提供、さらにはこれら技術と成形囲う技術による成形加工品の提供を行い、最新の技術を駆使して高品質で環境にやさしい製品を提供することにより、幅広く社会に貢献します。
 引き続き、お客様からの貴重な声を真摯に受け止め、グループの総力をあげて社会貢献に全力をつくし、時代のニーズをより広く取り入れた環境にやさしい製品を提供してまいります。

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