IH式塗膜剥離工法

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【概要】
IH式塗膜剥離工法は、ノルウェーのRPRテクノロジー社が開発した「RPR1650(1032)システム」に、
当社が製作した「冷却水供給ユニット」を組み合わせた鋼橋の既存塗膜を剥離するシステムです。
剥離にはIHクッキングヒーターと同じ原理(電磁誘導加熱)を利用しており、
誘導熱が塗膜と金属の界面を壊し、既存塗膜を簡単かつ効率的に剥離します。


【特徴】
①環境への影響低減と作業員の安全確保:
 粉塵の飛散を最小限に抑制し、有害物を含有する既存塗膜を安全で衛生的に剥離できます。
 IH式塗膜剥離工法は環境にやさしいテクノロジーを採用しています。
②作業スピードの効率化:
 厚膜塗装でも1回の作業で塗膜を面状に剥離することが可能であり、気温の変化に左右されずに
 効率的な作業ができます。
③産業廃棄物の低減:
 剥離した塗膜のみが廃棄物となるため、廃棄物処分費を大幅に削減できます。
 環境負荷を抑えた持続可能な塗膜剥離が実現します。


【使用用途】
下地が鋼材であれば13mm厚までの被膜を、1回の施工で剥離できます。

①鋼橋の既存塗膜の剥離
 一般部の剥離はもちろん、特殊部ヘッドの使用により、
 継手部(リベット・高力ボルト)・狭隘部・溶接部など、幅広く剥離可能です。
②その他の既存塗膜の剥離
 フェリー車両デッキ・海上石油プラットホーム・航空母艦デッキ・石油タンク
 パイプライン・タワー・タンクライニング・船腹など、橋梁以外にも幅広い用途に対応し、
 多様な塗膜の剥離作業が可能です。


施工方法や詳細についてはぜひカタログをダウンロードの上、ご確認ください。

製品・技術情報

製品名 IH式塗膜剥離工法
価格 お問い合わせください
代替となる工種・単価
掲載日 2023年08月04日( 情報更新日:2023年08月22日 )

企業情報

企業名 日本橋梁株式会社
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文 「大地と語る・・・・人と自然、明日の夢を」
それが、私たち日本橋梁のテーマです。

自然と向き合い、自然と調和する技術で、私たちは街と街、人と人を結び、新しい風景を作り出してきました。
人と技術・自然が調和する社会基盤整備を通じて、心ゆたかな暮らしを創造します。

当社は1919年(大正8年)7月に岩井商店(現:双日株式会社)の創業者である岩井勝次郎が資本を投じて創立した
会社であります。
創立時より受け継がれる『誠実・奉仕・独創・人和』の精神をバックボーンとし、社会基盤整備に貢献すべく、
主として橋梁等の鋼構造物の設計・施工・保全を中心とした事業を一貫して営み、現在に至っております。

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IH式塗膜剥離工法
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