FRP製 新型壁高欄ハンドホール 「FuRaPハンドホール」

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■壁高欄のコンクリート充填性を考慮した形状の採用

従来の壁高欄ハンドホール直下は、内部振動機が十分に届かず充填不良やジャンカの発生が懸念されましたが
新型壁高欄ハンドホールは、下面側の勾配を変更するとともに空気抜き孔を多数設けることで
ハンドホール直下のコンクリート充填性を大幅に改善しました。

■ハンドホール下面側の充填性向上孔の追加

新型壁高欄ハンドホールは、ハンドホール下面側にコンクリートの充填性を向上させる空気抜き孔を設けました。
空気抜き孔の大きさは、コンクリートの施工試験を行い間隔や孔径を決定しました。

■壁高欄ハンドホール角部のひび割れ抑制に配慮した曲面設計

従来の壁高欄ハンドホールは、鋼製でコーナー部が鋭角な構造であるため、
完成後に乾燥収縮や活荷重振動などの影響により、コンクリートクラックが
ハンドホールのコーナー部から発生しやすい構造でした。

新型壁高欄ハンドホールでは、硬くて鋭角な鋼製の構造から、曲面設計されたFRP構造を採用することで
ハンドホール・コーナー部からのコンクリートクラックが極力、発生しない構造としました。

■ハンドホール内部明色仕上げによる配線作業性の向上

新型壁高欄ハンドホールでは、ハンドホール内部を白色系のゲルコート塗装を施すことで
明色仕上げし、電気・通信の配線作業性を向上させました。

また内面のFRP仕上げは、自動車産業技術を用いた特殊仕上げとしているため
GFRP特有の繊維による配線損傷が生じない仕上げを施しています。

■壁高欄コンクリートの断面欠損を軽減した防護柵機能の向上

従来の壁高欄ハンドホール近傍の鉄筋は、ハンドホールと干渉する箇所の壁高欄主鉄筋を多数切断していましたが
新型壁高欄ハンドホールでは、極力、壁高欄主鉄筋の切断を少なくする構造としました。

また、従来よりもコンクリートの欠損部が減少したため、防護柵機能が向上しました。

製品・技術情報

製品名 FRP製 新型壁高欄ハンドホール 「FuRaPハンドホール」
価格 お問い合わせください
代替となる工種・単価 鋼橋
掲載日 2021年03月16日( 情報更新日:2021年05月12日 )

企業情報

企業名 高田機工株式会社
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文 私たちは創業以来、橋梁事業においては「大地を繋ぐ技術」、鉄構事業においては「大地を活かす技術」との自負のもと、品質と安全をテーマに橋梁・高層ビル・道路などの社会資本の充実に携わってきました。
時代と共に求められるニーズは変化しますが、長年培ってきた実績に基づく技術力を発展させ、「高い技術」「不断の努力」「豊かな未来」を合言葉に高品質の社会資本を提供し続け社会の豊かな未来を支えてゆきます。

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