PCW(PRECAST CONCRETE WALL)工法とは、高い自立性、安定性、強度を備えた外壁用鉄筋コンクリートパネルと気泡混合盛土工を併用し、斜面に耐久性の高い盛土構造物を経済的に構築し、施工性・経済性の向上を追求した工法です。
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特徴
1.斜面での盛土構造物が経済的に施工できます。
2.壁面は耐久性が高く、壁面からアンカー打設が可能です。
3.基礎底面幅がW＝１ｍで施工可能です。
4.背面の掘削は最小限、旧構造物は撤去しない場合もあります。
5.災害復旧工事では早期復旧が可能（工期が短い）です。

適用箇所　　
1.斜面での道路構築工事と路幅拡幅工事
　道路災害での急速復旧工事
　護岸工事と道路工事を併用したい工事

2.斜面の落石防止・崩壊防止での用途
　落石防止と崩壊防止が同時に必要な急傾斜地
　亀裂や転石が多く、危険で斜面上の作業が出来ない急傾斜地

3.老朽化した橋梁の長寿命化
　老朽化した橋梁の下部を軽量盛土で充填する（特許第4963506号)
　橋梁から耐久性が高くメンテナンスフリーの盛土構造物へ長寿命化