急速施工型車両用コンクリート防護柵 RSガードフェンス

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■開発の背景
工事現場における技能労働者の不足、担い手不足、公共工事の財源不足等が大きな問題となっています。これらの問題を解決するため、コンクリート工事ではプレキャスト化による品質の確保と生産性の向上が期待されています。しかしながら、四国島外でコンクリー防護擁壁を製造したのでは運搬コストが割高になります。
 一方、地方は少子高齢化で人口減少が急速に進み、自治体が消滅する危機にあります。地方を創生するには、地方に仕事をつくり、若者の雇用を創出することが大事です。プレキャストコンクリート製の防護壁を四国内で製造することは、雇用の創出につながります。また、地産地消により地方経済の活性化にもつながります。
 コンクリート防護壁に車両が衝突すれは、防護壁の部分的損傷を免れることはできません。その場合には早期の復旧が必要になりますが、防護壁を四国島内の各県で製造しておれば、迅速な復旧が可能になります。
 以上のことから、四国内のコンクリート二次製品の製造会社を中心に、愛媛大学防災研究センター、㈱第一コンサルタンツからの技術指導を受けて開発を行いました。
 
■特 徴
施工手順を「製品設置」⇒「PC鋼より線挿入」⇒「PC鋼より線緊張」⇒「目地モルタル充填」⇒「鋼材定着切欠箱の無収縮モルタル充填」の順で施工できるため、施工全体での手待ちがないために、作業の流れが良いくなり工期短縮に繋がります。

●RSスペーサーによる目地構造
目地部に円形部材(RSスペーサー)を適用することにより、モルタル充填前に製品を緊張することが可能です。

●PC鋼線2本による連結
PC鋼線を2本にすることにより、1本あたりの線径が小さくなり、挿入作業が容易となります。

●緊張後に目地材の充填が可能な構造
製品設置後にPC鋼線による緊張作業および目地部の充填作業ができるため、施工性が良く、工期短縮による経費低減が可能となります。

●通常のジャッキにより緊張作業が可能
PC鋼線の緊張位置を製品側面にすることにより、通常のセンターホールジャッキで緊張が可能となります。

製品・技術情報

製品名 急速施工型車両用コンクリート防護柵 RSガードフェンス
価格 お問い合わせください
NETIS登録 SK-180014-A
代替となる工種・単価 一般土木
掲載日 2021年07月01日( 情報更新日:2021年07月12日 )

採用実績

年度 地域 発注者 工種/工事 数量 単位
H30.8. 高知県 国土交通省中村河川国道事務所 拳ノ川舗装工事 320 m
H30.9. 高知県 国土交通省中村河川国道事務所 橘川外舗装工事 202 m

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企業情報

企業名 有限会社創友
対応地域

北海道・東北

関東

甲信越・北陸

東海

関西

中国

四国

九州・沖縄









紹介文 創友は、「友達とモノを創る」思いを抱いて会社を設立しました。
現在まで、土木設計・建設現場で困っている現場の声を拾い上げ、土木関係の製品開発と建設会社に向けた技術支援を行ってきました。
原点にあることは、自社がお世話になっている建設業界に貢献することです。
そのために、最終顧客である利用者の「住民」と、整備を進める「施工業者」に必要とされる会社を目指しています。
平成18年にTOC(制約理論)と出会えたことで、
会社経営の目的である「何のために」「誰のために」を考えて行動できる会社に変化してきました。
平成26年に、幼児の弱視の割合が1%以上であること知り、
幼児期に弱視を見つけ出せる可能性が高い「視力検査方法」を商品化して、新事業をスタートしました。
会社が存続するかぎり、今まで以上に必要とされる会社を目指して、社会貢献できるように努めてまいります。

●事業内容  
・コンクリート二次製品の開発・販売・企画
(自社開発商品:かんたん側溝、プレガード、TPプレガード、SF工法、3Sフェンス、SRフェンス、RSガードフェンス等)
・TOCを活用した建設会社向けの経営コンサルタント
・土木環境商品等の販売(安全建設気象モバイルKIYOMASA、アリオレス等))
・幼児の視力検査器具販売(ベビー・アイサイト)

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急速施工型車両用コンクリート防護柵 RSガードフェンス

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