ヒ素用吸着剤READ-As

特長
 本製品はヒ素を含む湧水、地下水の処理をするイオン交換樹脂である。ヒ素は地殻中に広く分布し、火山活動により環境中に放出される。そのため世界有数の火山国である日本では濃度の高い土壌が各地に点在し、その地下水や浸出水、温泉水などから環境基準を超えるヒ素が検出されることがある。
 工事中ならば濁水の処理もあるので鉄共沈法が効果的だが、工事完了後に清澄な湧水となった際は吸着法が運転管理の面で有効となる。また鉄共沈法は高濃度ヒ素の処理には効果的だが、ヒ素濃度が低いほど処理効率が低下し汚泥も継続して発生するため運転管理が重くなることから継続的な低濃度の処理は向いていない。
 吸着法は吸着塔を設置してすぐ処理が開始できるため、緊急を要する状況においても対応が可能であり、運転管理も比較的容易となる上、低濃度に安定して処理できるため環境基準以下への処理に対しては必要不可欠な技術である。

販売実績
1.トンネル湧水処理
トンネル工事により湧水中に0.1mg/L前後のヒ素が検出されたことから、その恒久対策としてトンネル出口に湧水ヒ素処理装置を設置。
吸着剤が飽和になった時点で塔から抜き出し、当社工場で再生処理を実施したものを再度充填するが、2塔運転のため、再生中はもう1塔で処理を継続することが可能。
基本は自動で処理が行われるため、維持管理が容易なことが特徴となる。

2.食品工場用水井戸水
食品工場内新設井戸での井戸水中へのヒ素含有を確認。吸着剤活用処理装置を導入、分析機関における検出限界以下 0.001mg/L未満の処理を実現。吸着剤は数か月毎に当社工場にて再生処理を実施し、再生処理中は吸着塔1塔運用で運転を継続。再生処理が完了次第、再度充填し2塔運転に戻す。

製品・技術情報

製品名 ヒ素用吸着剤READ-As
価格 お問い合わせください
代替となる工種・単価 一般土木
掲載日 2021年06月02日( 情報更新日:2021年06月04日 )

企業情報

企業名 株式会社日本海水
地域 全国
紹介文 日本海水は、国内トップシェアの「塩」のリーディングカンパニーとして、長年、安心・安全な塩を皆様にお届けしてまいりました。そして、エア・ウォーター海水カンパニーの一員として海の恵みである塩造りで培った「技術力」と「ものづくり」への想いを礎に、無限の海水資源を活用した環境・食品・農業分野などへと事業を展開しています。
環境事業では、小名浜工場で水酸化マグネシウムやリード吸着剤などを製造し、空気・水・土壌の浄化に努め持続可能な地球環境の保全に貢献しております。

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