技術名称
先行手摺工法クサビ足場(商標名:アルバトロス、トリプルエース、オクトシステム)
概要
本製品は、建設現場の足場工において構成部材のブレス(交さ筋かい)に先行手すり機能を付加させた技術であり、従来は枠組足場に先行手すり枠を増設し対応していた。本技術の活用により、経済性、施工性の向上が期待できる。
技術情報
①何について何をする技術なのか?
建設現場の足場工において、軽量化を図った仮設足場。
・構成部材に先行手すり機能を付加したブレス(交さ筋かい)を使用。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・建枠(支柱)
足場幅:1.219m、0.914m、0.61m
高さ:1.725m
構成される通路幅:1219幅建枠使用時0.832m
・ブレス(交さ筋かい)
1.829m、1.524m、1.219m、0.914m、0.61m
・据え置き式先行手すり枠
1.829m、1.524m、1.219m、0.914m、0.61m
・床付布枠
1.829m、1.524m、1219m、0.914m、0.61m
・ブレス緊結部
グラビティーロック方式
③公共工事のどこに適用できるのか?
土木、建築及び解体工事等の足場に適用。
④その他の特徴
申請技術の足場構成部材は
・支柱
3.6m、2.7m、1.8m、1.35m、0.9m、0.45m
・ブレス(先行手摺タイプの交さ筋かい)
1.829m、1.524m、1219m、0.914m、0.61m
・布枠
1.829m、1.524m、1219m、0.914m、0.61m
構成される通路幅:1219布材使用時1.113m(従来技術に比べ0.281m拡大)
・床付布枠
1.829m、1.524m、1219m、0.914m、0.61m
・ブレス(交さ筋かい)緊結部
フランジ貫通新型クサビ貫通型
・フランジ位置寸法により2タイプを開発、
①支柱下端より350mmのもの(アルバトロス)
②支柱下端より380mmのもの(トリプルエース)
本足場によるステージ設置の場合、支柱突出部分を短くしたものがアルバトロスである。