技術名称
写真動画による現場情報共有システム「ハザードビュー」
概要
本技術は、位置情報・重要度・インシデント・画像・文字データと紐づけた現場情報共有システムであり、従来はクラウド型の地図サービスと電子メールの2ソフトを利用していた。本技術を利用することで、作業が集約され、作業効率・管理性の向上が見込まれる。
技術情報
①何について何をする技術なのか?
・本技術は、現場情報共有システム専用機で撮影した写真及び動画を自動で管理パソコンに送って共有するシステムである。
②従来は、どのような技術で対応していたのか?
・従来はクラウド型の地図サービスと電子メールを利用しており、2つのソフトを利用していた。
・スマートフォンで地図サービスのWeb画面を開いて、手動にて位置情報を設定し、写真撮影を行い、アップロード後、撮影日時、コメントなどを、メールにて送信し入力していた。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・道路工事、河川維持管理工事等の日々の作業報告
・道路、河川、除雪、公共施設の点検・パトロール
・災害発生時の被災状況管理
④その他
・担当者は、現場情報共有システム専用機にて現在地の位置情報に対する写真(または動画)を撮影し、状況コメントを入力後送信する。
・現場情報はクラウドサーバー上に蓄積され、他の担当者とも共有することができる。
・現場情報共有後、重要度、画像、文字データと紐づけることが可能で、時系列、位置情報、重要度、撮影者で絞り込みができる。
・管理者は、全ての現場情報をパソコン画面のマップ上にて一元管理することができる。
・管理者は、担当者に対し参集指示や作業指示を行うことができ、担当者は現場情報共有システム専用機にて指示内容の確認と返信を行うことができる。