双方向通信による遠隔現場支援システムVSight Remote

株式会社ウェーブフロント

KT-230017-A

2023/04/28

本技術は、双方向に通信し遠隔現場支援が可能なシステムで、従来は携帯電話による音声のみの通信で対応していた。本技術の活用により音声・映像・電子データを用いて速やかに状況確認ができ、指示が出せるため、経済性と施工性の向上が図れる。

①何について何をする技術なのか？
・現場の作業者と現場から遠く離れた熟練作業者が双方向に通信し、映像、図面などの電子データが共有できる遠隔現場支援が可能なシステム
②従来は、どのような技術で対応していたのか？
・現場作業員との携帯電話による作業指示やサポート
③公共工事のどこに適用できるのか？
・現場と事務所が遠隔に位置する工事
④その他
・従来技術では携帯電話による通話しながら、現場作業者と熟練作業者との間で現場状況の確認や支援を図っていました。しかし、画像や電子データなどを共有できないことや音声のみでの作業指示となるため、状況の説明や情報共有に時間がかかることに加え、ミスが生じやすく、現場作業が中断する可能性があります。

・双方向通信による遠隔支援システムは、通話、現場の映像や図面等の電子データのリアルタイム共有、複数個所との同時接続を1つのアプリケーションで可能にします。現場から離れてもそれぞれの場所から円滑にコミュニケーションがとれ、リアルタイムでいち早く現場状況の確認および遠隔支援ができるようにします。