技術情報
①何について何をする技術なのか?
・自由勾配側溝を施工する現場で必要だった現場打設の底部インバートコンクリートをプレキャスト製品化した。
・底部インバートコンクリートを設計勾配に合わせてプレキャストで作製し、さらに上部門型スリット側溝本体と一体化することにより、施工時は、据えていく作業のみである。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・従来の自由勾配側溝は、底部インバートコンクリートを現場で打設し、蓋掛け式の門型構造製品で施工していた。
・従来の自由勾配側溝は、底版の無い構造のため現場では、2mの製品に対し、1mの蓋の開口部より生コンクリートを打設し、設計勾配に均す作業が必要であったため熟練工が必要であった。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・道路側溝工事全般で適用可能。
・特に道路勾配と水路勾配が異なり、任意の水路勾配が必要な現場
・製品サイズは、250用が250×250~600、300用が300×300~1300を揃える。