技術情報
①何について何をする技術なのか?
・車道を含まない歩道や公園の駐車場等の透水性舗装(インターロッキングブロック、透水性コンクリート、透水性アスファルトコンクリート)において路床と路盤の間にはフィルター層を設けなければならない。そのフィルター層に路床以上の透水機能を持ち、単位面積当たりの引張強度が強く、路床から路盤への細粒分の流出防止力が高く、耐久性の高い長繊維の不織布を敷設することで上層からの荷重を分散し路床の支持力低下の防止にも貢献するものである。
②従来は、どのような技術で対応していたのか?
・従来、透水舗装における路床と路盤の間のフィルター層には75µmふるい通過量6%以下の砂を使用しており、砂を入れるために機械により掘削し転圧、5㎝~10㎝の砂を搬入し敷き均したのち転圧をかけた上で路盤を形成させていた。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・車道以外の透水性舗装工事の下層部であり路床と路盤の間のフィルター層として使用されるものである。
④その他
・特になし