天気が何とか持ちそうなので、今日の作業は工程表通り「プレキャスト側溝の据付」ということになった。道路改修工事は、昨日据え終わったばかりの新しい側溝の終点から、今日の予定地点までの既設の古い側溝を撤去す...
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朝礼は7時15分からと決まっていた。会社の朝礼がある日はゆっくりと出社できる。これが普通の日だと7時前に必ず誰かから電話がくる。「起きましたか?」「今どこ?」昭和30年位に生まれた世代はとにかく朝が早い。と...
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「日の出まで2時間か…寒くないのがせめてもの救いだな」その時、携帯の着信音が上着の胸ポケットから薄暗い商店街に鳴り響いて、すぐに切れた。「そろそろ来るよ。Iさんは赤い旗を持って向こう岸に行って、対向車が...
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転職組だった私はいくつかの工事現場で作業員を経験しながら、施工管理技士の資格を取得し初めて現場を持つことになりました。今回、ご紹介するのは初めて担当した現場で経常利益どころか、最終的に100万円以上の赤...
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現場には乗り合わせで行く。特に建設現場は駐車スペースが限られていたり、まったく無かったりするからだ。「今日は、Y君とTさんは僕のダブルピックに乗ってください。」「乗れるの?」Y君が笑いながらこっちを向い...
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『整地』土木関係の人ならよく耳にする言葉である。広さにもよるがすべてを同じ高さにすることはあまりなく、水勾配を考慮しながら平らな面を重機のみ、人力のみ、もしくは協力し合って作りあげる。丁張杭や鉄筋棒に...
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前回「【失敗から学ぶ】バイブロハンマーで石造りの水路を破壊!閉塞感漂う工事現場でのあってはならない失敗談~その1~」で、道路改良工事における失敗談をご紹介しました。今回はその失敗の原因と対策についてお...
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今回ご紹介するのは、道路改良工事での失敗談です。朝夕の交通量の多い既設道路の拡幅計画に伴い、古くなった水路の代わりにプレキャストボックスを据え付けるという工事で、道路の線形・高さを変えていく準備ともい...
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「真ん中で折れとるぞ。」「…えっ?どこで?」現場に着くなり、左官さんがそんなことを言い出すので、僕は慌てた。この工事は、元々積んであった2段積みのブロックをかさ上げすることで、駐車場の外回りの高さをかせ...
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名前小塚敏美 白髪のほうが多い短髪の70歳性別男性身長152㎝体重50kg職業左官敏美さんは70歳の左官さんだ。使う道具には「ト」の字が彫り込んである。今回は、日本経済の流れの中で、その浮き沈みの激しさをそのま...
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